宇宙の古川さんと無線交信 大槌の子どもたち
大槌町の児童と国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の宇宙飛行士古川聡さんの無線交信が15日、同町吉里吉里の吉里吉里小で行われた。東日本大震災被災地とISSの無線交信は初めてで、児童は宇宙への夢を膨らませながら古川さんとの会話を楽しんだ。
町内5小学校から児童16人が参加し、古川さんと約10分間交信。古川さんの声が聞こえると、約130人集まった会場から歓声と大きな拍手が起こった。
児童は「流れ星は見られますか」「一番好きな惑星は何ですか」など17問用意し、古川さんは「いい質問ですね。流れ星は下の方で見えます」などと丁寧に答えた。