津波フォトプロジェクト

Tsunami Photo Project

2013年3月12日 (火)

世界写真募金

3/11 Tsunami Photo Projectは、東日本大震災の被災地を訪れたフォトジャーナリストたちの写真を通して、世界の人々に日本の惨状を伝え、アプリの売り上げやイベントなどで集まった義援金を被災者の救済に充てる「世界への発信」と「被災地への支援」を目的としたプロジェクトです。

フォトジャーナリストたちの撮影した被災地の写真を、日本だけでなく、できるだけ多くの海外の人たちにも見てもらうため、われわれは電子版チ ャリティー写真集を制作し、App Storeを通じて世界中に配信しました。アプリはリリース後、50ヵ国以上でダウンロードされ、日本では有料アプリランキングで1位を獲得するなど、すでに国内外から多くの寄付金が集まっています(受領したアプリの売り上げは全額、日本赤十字社に寄付し、被災した方たちの救済に充てさせていただきます)。

アプリでは14名の写真家による約120点の写真のほか、写真家の肉声メッセージも収録しています。彼らはどのような気持ちで瓦礫に覆われた震災直後の被災地を歩き、シャッターを切ったのか――。日頃はなかなか知ることのできない写真家の想いも知ることのできる内容になっています。

また、iPhoneやiPadをお持ちでない人たちにも、できるだけ多くの人に被災地の惨状を記憶しておいていただきたいという思いから、アプリをもとにした「スライドムービー」を公開しています。音楽はプロジェクトの主旨に賛同した坂本龍一氏がこのムービーのために『kizuna world』という曲を書き下ろし、無償でご提供くださいました。

被災した人たちは、まだまだ支援の手を必要としています。このプロジェクトが少しでも復興の助けになることを、われわれは願っています。

詳細を見る(外部サイトへリンク)

3.11復興支援情報サイト 助けあいジャパン 更新停止のご挨拶

サイト「助けあいジャパン」更新停止のお知らせとお願い
いつも「助けあいジャパン」の活動にご理解とご協力をありがとうございます。
私たち「助けあいジャパン」は東日本大震災の発災後いち早くサイトを立ち上げ、いままで情報支援活動・ボランティア支援活動を、プロボノの方々をはじめたくさんの方々のご協力のもと行ってまいりました。
震災から5年半、地道に更新を続けてまいりましたが、このたび、情報支援サイトとしてある一定の役割を終えたと判断し、サイト「助けあいジャパン」の更新をいったん停止させていただこうと思います。
いままでご協力いただいた方々、応援してくださった方々、情報をくださった方々、そして私たちのサイトを見て東北に行ってくださった方々、本当にありがとうございました。
情報支援サイトの更新はいったん停止いたしますが、支援活動に終わりはありません。これからもフェーズに合わせた支援活動を続けていきたいと思っております。
なお、熊本地震では「いまできること」(http://imadekirukoto.jp/)というサイトを運営し、情報支援活動を続けております。
今後、ボランティア・ニーズが起こるような大規模災害において「いまできること」サイトを中心に支援活動を行ってまいります。
これからも「助けあいジャパン」をよろしくお願いいたします。

2016年 9月 7日
代表理事 石川淳哉・佐藤尚之