Mi amas TOHOKU「海辺の町へ」プロジェクト
2013年3月2日 (土)
あの日のことを忘れず、沿岸部の町とつながって、心に「海辺の町」を感じていたい。そうして始まったMi amas TOHOKU「海辺の町へ」プロジェクト。
東京の「kvina」さんのデザインで、白地にワンポイントの青ボーダーがさわやかな、1~2泊旅行にぴったりのバッグを作りました。今回、製作にご協力いただいたのは、気仙沼の「MAST帆布KESEN-NUMA」さん。震災の津波でお店を流失しましたが、自宅を工房にして復活を遂げた手作りバッグのお店です。バッグに刺繍で綴った言葉は、”恋はみずいろ”を意味するエスペラント語「Amo estas Blua(アーモ エスタス ブルーア)」。
気仙沼では、昔から朝6時になると市内のあちこちにある防災スピーカーから、”恋はみずいろ”のメロディーが流れてきます。気仙沼出身の人たちにとって、”恋はみずいろ”が街中に響く光景は、ふるさとのささやかな日常として、いつも心の片隅にあるそう。海辺の町に住む人々の日常を、刺繍で縫い込んだこのバッグをきっかけに、海辺の町と心をつなげ、そして訪れてもらえれば、とてもうれしいです。