被災地の“放課後学校”コラボ・スクール
震災で、勉強する場所を奪われた子どもたちに、学びの場を。
「ただいまを 聞きたい声が 聞こえない」
「みんなの前 笑えているかな 自分の顔」
「天国と 地獄の境は どこですか?」
これは、宮城県女川町の中学生が詠んだ句です。
東日本大震災によって、町が壊滅した地域では、
たくさんの人が家を失い、仕事を失い、家族を失いました。
この苦しい経験を、自分の強さにしていくために。
失った時間を笑顔で取り戻せるように。
ぽっかり空いた心の穴を、新しい希望でふさぐことができるように。
地域ぐるみで子どもたちと関わることで、子どもたち一人ひとりが
志をもって大人になっていくことをみんなで応援する。
そんな試みとして、放課後学校「コラボ・スクール」が始まりました。