カタールフレンド基金
カタール フレンド基金は、2012年1月に設立された、東日本大震災の被災地復興を支援するカタール国の基金です。カタール国の元首のシェイク・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニ首長殿下が設立し、ユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使が議長を務め、親善大使には俳優の別所哲也さんが就任しています。復興が本格化する2012年1月から2014年12月の3年間にわたり、「子どもたちの教育」「健康」「水産業」の3分野を支援するプロジェクトを対象に、総額で約80億円(約1億米ドル)の活動資金の助成を行う予定です。東日本大震災の復興に向けた歩みを、被災地と共に手を携えながら進めてゆく友でありたい、というカタール国の願いと意志が込められています。今後のカタール フレンド基金の活動については、公式サイト(http://www.qatarfriendshipfund.org)を通じて随時発表します。
このたび、第三弾の資金援助プロジェクトを決定しました。第三弾では、5つのプロジェクトに総額で約16億円を助成します。
プロジェクト内容 | 場所 |
被災地の子どもの学び促進プログラム・拠点整備 | 宮城県仙台市、福島県いわき市 |
乳幼児から高齢者まで利用できるクラブハウスの建設 | 福島県南相馬市 |
被災3県における障害者・高齢者・仮設住宅生活者の支援 | 岩手県、宮城県、福島県 |
魚の細胞膜を破壊せず冷凍可能なシステムの導入 | 岩手県釜石市 |
健康・環境に配慮した復興元気野菜の提供 | 宮城県気仙沼市 |