三陸ジオパーク
三陸ジオパークは平成25年9月に日本ジオパークとして認定されました。エリアは青森県八戸市から岩手県の沿岸を縦断して宮城県気仙沼市まで。南北約220㎞、東西約80㎞で、その海岸線は約300㎞にもおよぶ日本一広大なジオパークです(2014年3月現在)。
三陸地域では、地球の活動によって形成されたさまざまな自然の造形を見ることができますが、これらは昔から現在の形でそこにあったものではありません。
太古の時代から続く地球の営みが長い時間をかけて少しずつ造ってきたものであり、今日までの地球の歴史が刻み込まれているのです。
その痕跡を「科学の目」を通してみることで、いつ、どこで、どのようにしてできてきたのかを知ることができます。
三陸地域は、地球活動の歴史を実際に見ることができる地域(ジオサイト)に恵まれています。
従来の観光に、地質学、地理学のような科学的視点を含む「ジオツーリズム」を取り入れることで、新しい魅力が加わります。