東日本大震災より今日まで、全国の皆様より暖かい支援の手を差し伸べていただいたことを、この場を借りて感謝し、お礼申し上げます。
今回のこの大津波により三陸一帯が甚大な被害を受け、私の住んでいる山田町も例外なく大津波により街並みが一変しました。海では、湾内に約4000台あった養殖施設もそのほとんどが流失し、陸上の作業施設・機械類や漁業用ロープなどの資材も同じくして失いました。
現在、瓦礫撤去作業はある程度終了したものの、養殖施設の復旧作業中であったり、また、陸上の作業施設の建設などいつになるか分からない状態です。
そのような中で、現在少しずつですが漁業再興へ向けての作業を取り組んでいます。しかし、地元漁業者のみの力ではなかなか前へ進まないのが現状です。そこで皆様より一口一万円の海産物オーナーと、復興支援寄付金を募り、皆様のお力を借りていち早く復興を遂げたいと考えております。
皆様より支援いただくオーナー制支援金と、復興支援寄付金については、この企画を私、自らの手で進めることで、国などの予算ではできない漁師自身の裁量による自由度の高い復興資金として、機械関係の設備・漁業資材の購入や作業施設の建設など幅広く活用させていただきます。
漁師として若い私がいち早く山田町の漁業の復興を果たすことが出来れば、町の復興の一助となれると確信しています。ぜひご賛同いただき応援いただけるよう、よろしくお願い申し上げます。